忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~ DVD-BOX監督 : 伊勢田雅也、 清水一彦 、黛りんたろう脚本 : 吉田紀子出演 : 武井咲、福士誠治、今井翼、田中麗奈、中尾明慶、佐藤隆太形式 : Color, Dolby, Widescreenリージョンコード: リージョン2言語 : 日本語字幕 : 日本語ディスク枚数 : 10(全20話)【内容紹介】赤穂藩浅野家の江戸屋敷で、藩主の妻・阿久里の侍女として仕える15歳のきよは、浅野家の家臣で藩主・長矩の児小姓として若くして出世した磯貝十郎左衛門と恋仲にあった。武芸を奨励し、難しい性格の長矩公がただの女中であるきよと、小姓として気に入っている十郎左衛門が一緒になることを容易に認めてくれるとは思えず、まずは外堀を埋めていこうと画策し、きよは十郎左衛門の老齢の母・貞柳尼の世話をして信頼を得ようとするが、貞柳尼は2人の思惑を簡単に見破り、主君の不興を買うような真似をしないよう釘を刺す。長矩が勅使饗応役に任命され、藩内が慌しくなる中、阿久里の代参で五百羅漢寺に詣でたきよの目の前で、長矩と阿久里が寄進した仏像の首が抜け、何かの凶兆かと怯える。長矩が無事に役目を終えられるよう祈りながら、いつものように仕事をこなすきよたちの元に、長矩が殿中で刃傷沙汰を起こしたと知らせがもたらされる。なかなか情報が入ってこず、やきもきする家中に、長矩切腹の報が入り、事態はめまぐるしく変化する。十郎左衛門は仇討のための下準備を始め、きよは阿久里の命で浪士たちの近況を知らせる役目を負う。十郎左衛門は夫婦にはなれないときよに伝えるが、それでも構わないからと契りを交わし、束の間の幸せを噛みしめる。十郎左衛門のためだけでなく、主家のために忠義を果たさんとの強い思いで、きよは伝手を辿って吉良邸に女中として入り、吉良上野介の妻・富子に仕える。48人目の忠臣として、何か討ち入りのためになりたいと思っていたきよだったが、仲睦まじい老夫婦の姿を見るうちに、自分がすることを考えて気がくじけていく。そうして時は過ぎ、吉良邸への討ち入りが決行され、赤穂浪士たちは本懐を遂げる。泉岳寺へ向かう隊列を褒めたたえる群衆の中に、一人涙するきよの姿があった。助命嘆願は届かず、浪士は切腹、遺児たちには遠島処分が下される。1年と1月後、きよは新たに甲府藩主・徳川綱豊の屋敷へ奉公に上がり、間もなくして綱豊公の手がつき側室となる。宝永元年(1704年)、将軍世嗣と決まり将軍・綱吉の養子となった網豊公は江戸城へ入り、名を家宣と改める。きよも側室として同行し、家宣が将軍に就任した年に男児を出産する。家宣の寵愛を得たきよは、男児を産んだ褒美として赤穂浅野家の再興と島流しとなっていた遺児たちの恩赦を願うのだった。