世子の挨拶を10日も拒む英祖。ホン氏は、それがソンを遠ざけるためと見て、ソンと話し合うが、平等の国というソンの統治理念は、ホン氏には到底理解することはできない。
一方、キム・サンノたちも世子が平民登用を諦めていないことを見抜いており、女官ピンエがジダムだと証明できれば世子を廃位に追い込むことができると考え、兵たちに面通しをさせるが…。
さらに、キム・サンノとホン・ゲヒは「新たな王妃を迎えなければ、世子の廃位に乗り出す」と英祖に迫る。
ナ・チョルチュは王を攻撃しないソンに業を煮やし、真剣での戦いを挑む。刀を使わずに世を変えようとするソン。父である王を世子が倒せないなら、その役目を自分がやるしかないと考える。
東宮殿に戻ったソンを待っていた英祖は、父の政敵になろうとしているソンをどうしても見捨てられないといい、社会の秩序を壊すのだけはやめてくれと、涙ながらに頼む。
英祖はソンを廃位させないために王妃を迎えることを発表する。キム・サンノたちは昭媛ムン氏を王妃に推す。これを阻止しようとホン氏は王宮に巫女を呼ぶが、そこにムン氏が現れる。
ホン氏の狙いを察した英祖は、禁婚礼を出して広く王妃選びを始めることに。ソンは、王宮が騒がしいこの時期を好機とみて、平民や賤民の学問所“書斎”を密かに建て、即位後に登用する人材を育てたいと考え、ナ・チョルチュに相談する。
ホン氏は、王妃候補の中から貧しく若く従順そうなキム・ハグンの娘キム氏と会い、老王に嫁ぐのを嫌うキム氏を説得する。妃選びの最終質問が出される。