ペ・サムドは鶏を揚げていたが、師匠イ・マンスル(シン・グ)の家出に気をとられて鶏を焦がしてしまった。ちょうどその時、客(キム・ソニョン)にペ・サムドの力こぶを触ってみたいと言われ鶏を再び揚げながら腕を差し出した。お客はペ・サムドの力こぶを触って喜んだが、その姿を目撃したボク・ソンニョは怒り爆発でお客の髪の毛を掴んだ。
ボク・ソンニョが「どこで人の夫の力こぶを触っているの」と怒鳴ったため市場の人々の目が注がれ、ペ・サムドは恥ずかしくてどうすることも出来なかった。
これにボク・ソンニョは「やっぱりあなたのような完璧なビジュアルの男と結婚するなんて、私は前世に国を10回ぐらい救ったに違いないわ」と冗談を言って爆笑した。そんなボク・ソンニョにペ・サムドは「じゃあ夫の願いを一つだけ聞いてほしい、俺は繊細で芸術的な人だ。そんな俺が市場通りでなぜ鶏を揚げなければならないのか」と洋服店の話を持ち出した。
ペ・サムドは「代を継いできた洋服店を閉じることになったから、師匠は悔しくて家出したんだ。父のような方だ。学校の勉強もさせてくれたし、将来の道も開いてくれた。実の父でも出来なかった事をしてくれた方だ」と説得したが、ボク・ソンニョは「また洋服店をしたらあなたとは本当に終わり。離婚よ」と離婚を宣言し、ペ・サムドは「この際ぱっと離婚してしまおうかな」と深刻に悩んだ。
その日の夜、ペ・サムドはボク・ソンニョの手を拒否し、ボク・ソンニョは「本当に別々に寝るつもり?」とペ・サムドを誘惑した。ペ・サムドがまた「ちょっかい出すな。俺は今そんな気分じゃないんだ」と拒否すると、ボク・ソンニョは「毎日そんな気分じゃないっていう。あああーん、サンドさん」と鼻声で愛嬌を振るった。しかしそんなボク・ソンニョにペ・サムドが再び洋服店の話を取り出すと、ボク・ソンニョはまたふてくされた。
しかし次の日ボク・ソンニョは再びペ・サムドの電話通話を監視した。ペ・サムドが「ドンジンと通話した。俺が何の罪を犯したのか」と怒ると、ボク・ソンニョは「罪を犯したわよ。ボク・ソンニョの心を丸ごと盗んだあなたは終身刑だわ」と愛嬌を爆発させた。
離婚宣言が行きかう夫婦ゲンカの後も愛嬌を爆発させるペ・サムド、ボク・ソンニョの最高の相性が、お茶の間劇場を和ませた。

