コペンハーゲン/首相の決断 シーズン3 DVD-BOX監督 : ソーレン・クラーク=ヤコブセン脚本 : トビアス・リンホルム出演 : シセ・バベット・クヌッセン、ピルウ・アスベック、ミケル・ビアクケーア、ビアギッテ・ヨート・ソレンセン、ソーレン・マリン形式 : Color, Dolby, Widescreenリージョンコード: リージョン2言語 : 英語,日本語字幕 : 英語,日本語ディスク枚数 : 5(全10話)【ストーリー】誠実で情熱家、明快なビジョンを持つビアギッテ・ニュボーは、小さい政党ながらも党首として、総選挙で穏健党を大勝利に導き、デンマーク初の女性首相に就任した。だが、政治アドバイザーとして手腕を発揮する有能なカスパーをもってしても、連立与党内の意見調整に苦労は絶えない。愛する夫と家族の全面協力のもと、母親と政治家の二足のわらじを履きこなしてきたビアギッテだったが、首相の仕事は多忙を極め、家族と過ごす時間もほとんどない。そんな妻に対し、夫フィリップは次第に不満を募らせ、ついに離婚を切り出す。さらに長女ラウラが体調に変調をきたし、入院することになる。仕事と家庭その両立も可能だと信じて行動してきたビアギッテだったが、両親の関係や環境の変化は子供達にも大きな影響を与えていた。ビアギッテは、ラウラの看病に専念するため休職を決意。だが、首相不在の政府に対する支持率は低下し、トアセン首相代行も好き勝手をはじめる始末。ビアギッテは国民に首相を選んでもらおうと、解散総選挙を宣言したのだった。あれから2年半。政界を引退したデンマーク元首相ビアギッテ・ニュボーは、欧州企業の理事と講演活動で各地を飛び回っていた。ペントハウスに居を構え、新しい恋人も出来た。しかし、ニュースで穏健党・現党首クルーセの、与党に擦り寄る発言に憤りを覚えたビアギッテは、政界復帰を決意する。穏健党をあるべき姿に戻さなければならない。「国が間違った方向に進んでいると 何とかしたくなる。だから、今私は政治家です。」50年ぶりに穏健党から首相となった大物政治家、それも国民や党員に人気のビアギッテが党に戻るとなれば、穏健党の人気は回復するかもしれないが、クルーセ自身は党首の座を奪われかねない。クルーセは、党を分裂させることは避けたいと、ビアギッテの復帰を断る。そこで、ビアギッテは穏健党の党大会で党首選に名乗りを上げ、クルーセと対決しようとする。ところが、穏健党の党員の中には、まだビアギッテ人気はあるものの、クルーセを恐れてか、思うようにビアギッテへの支持は集まらない。自分の国デンマークを良くするため、国民の声を反映する政治を実現するため、ビアギッテはある決断を下す。それは、穏健党時代の恩師サイアウーでさえも驚愕するものだった。あのビアギッテ・ニュボーが新党を結成する。それは、穏健党はもとより、与党も野党連合も敵に回すことになる。それでも彼女の決意は固い。ビアギッテは、ジャーナリストのカトリーネに広報アドバイザー職をオファーし、クリスチャンボー宮殿を目指し、行動を開始する。